予約の返金・キャンセル料の実務|方法・時期と表示の基本
予約の返金・キャンセル料は、「キャンセルポリシーを先に決めて予約時に明示し、返金は元の支払い方法へ、期限を決めて処理する」——この3点を仕組みにすることが実務の基本です。あいまいなまま運用すると、お客様との認識のズレや返金の抜け漏れにつながります。この記事では、返金の方法と時期、キャンセル料(キャンセルポリシー)との連携、カード決済・銀行振込それぞれの返金の考え方を、専門用語をかみくだいて整理します。
- キャンセル料(キャンセルポリシー)の決め方と予約時の明示
- 返金の方法・時期の基本と、元の支払い方法への返金
- カード決済・銀行振込それぞれの返金の違い
- 予約システムで返金・キャンセル料を運用する手順
返金・キャンセル料の基本を整理する
まず言葉を整理します。キャンセル料は、予約をキャンセルした際にお客様へ負担いただく費用のことです。返金は、事前にお支払いいただいた料金を、キャンセルや変更にあわせてお返しすることを指します。事前決済・前払いを取り入れている場合ほど、この2つをセットで設計しておく必要があります。
- いつまでのキャンセルなら無料か(無料キャンセル期限)
- 期限を過ぎた場合のキャンセル料の割合(例:前日50%、当日100%)
- 返金する場合の方法と、返金までのおおよその期間
前払いの考え方は事前決済・前払いの導入もあわせてご覧ください。
キャンセルポリシーと連携させる
返金の基準は、キャンセルポリシーとして先に決め、予約時に明示することが大切です。予約後に条件を伝えると、認識のズレが起きやすくなります。目安として、次のような段階設定がよく使われます。
| タイミング | キャンセル料の目安 | 返金の考え方 |
|---|---|---|
| 期限前(例:3日前まで) | 無料 | 全額を返金 |
| 前日 | 50%程度 | 残りを返金 |
| 当日・無連絡 | 100% | 返金なしとする場合が多い |
割合や期限は、業種や単価によって適切な水準が異なります。詳しい決め方はキャンセルポリシーの作り方を参照してください。
返金の方法と時期
返金の基本は、元のお支払い方法へお返しすることです。カードで受け取ったならカードへ、振込で受け取ったなら振込で返すのが、経理上も分かりやすく、トラブルになりにくい方法です。
カード決済の返金
カード決済の返金は、決済事業者を通じて「返金(リファンド)」の処理を行います。返金がお客様の明細に反映されるまでには、カード会社の締め日の関係で数日〜数週間かかることがあり、これは各カード会社の処理によります。当社の場合、カード決済の手数料は4%(Stripe実費約3.6%+当社0.4%)です。返金時の手数料の扱いは決済事業者の規定によります。
銀行振込の返金
銀行振込で受け取った料金の返金は、お客様の口座へ振り込んでお返しします。振込には振込手数料がかかります(当社の振込関連は1件440円)。返金時の振込手数料をどちらが負担するかは、キャンセルポリシーであらかじめ決めておくと親切です。
キャンセル料や返金の条件は、予約が成立する前にお客様が確認できる形で示すことが重要です。予約後に不利な条件をあとから追加すると、トラブルの原因になります。表示方法や金額は、業種の慣行や関係する法令にも配慮し、必要に応じて専門家にご相談ください。
デポジット(内金)との関係
キャンセルが発生しやすい業態では、予約時に一部を先にお預かりするデポジット(内金)を使う方法もあります。キャンセル時にはデポジットからキャンセル料を差し引き、残りを返金する、という整理にしておくと運用が明確になります。設計の考え方はデポジット(内金)の設計をご覧ください。
予約システムでの運用手順
予約システムを使うと、事前決済・キャンセル・返金の記録を1か所で管理できます。基本の流れは次のとおりです。
- 予約ページにキャンセルポリシーを表示する
- キャンセルを受け付けたら、ポリシーに沿ってキャンセル料を確定する
- 返金が必要なら元の支払い方法へ返金し、記録を残す
- お客様へ確定・返金の通知を送る
Nagomi RESERVE OS の予約〜キャンセル〜返金の流れは、デモページで確認できます。予約時のポリシー表示から、キャンセル受付までの動線を体感できます。
よくある質問
返金はどの方法で行うのが基本ですか?
元のお支払い方法へお返しするのが基本です。カードで受け取ったならカードへの返金、振込で受け取ったなら口座への振込でお返しすると、経理上も分かりやすく、認識のズレも起きにくくなります。
カード決済の返金はいつ反映されますか?
決済事業者を通じて返金処理を行いますが、お客様の明細に反映されるまでにはカード会社の締め日の関係で数日〜数週間かかることがあります。反映までの期間は各カード会社の処理によります。
キャンセル料はいつ・どう伝えればよいですか?
予約が成立する前に、お客様が確認できる形で明示することが大切です。無料キャンセルの期限、期限後のキャンセル料の割合、返金の有無をキャンセルポリシーとして先に決め、予約ページに表示しておきましょう。
振込の返金手数料はどちらが負担しますか?
決まりがあるわけではないため、キャンセルポリシーであらかじめ定めておくと親切です。当社の振込関連は1件440円で、返金時に振込手数料が発生します。負担の考え方を事前に示しておくとトラブルを避けやすくなります。
予約・決済・返金の記録を、ひとつに。
キャンセルポリシーの表示から、事前決済・キャンセル受付・返金の記録までをまとめて管理。14日間無料・カード不要・30秒で開始。
無料で試す(カード不要)